2023中間報告会Ⅰ(太田ゼミ キャベツ太郎)
- インカレ 名古屋
- 2023年7月21日
- 読了時間: 4分
名古屋マーケティングインカレ中間報告会議事録
2023年7月8日
記入:愛知大学 為廣ゼミナール エレベスト
【愛知大学 太田幸治ゼミナール キャベツ太郎】
『いかにして地域住民の太陽光パネル設置の嫌悪感を軽減させるのか』
1. 発表内容
・太陽光パネルとは何か→地上設置型に限定する
【研究目的】
・What➀→地域住民の太陽光パネル設置における嫌悪感の構成要素の核を明らかにする
・What➁→いかにして嫌悪感を軽減させるのかについて心理的側面から明らかにする
・Why→再生可能エネルギーの切り替えに賛成している国民は多いにもかかわらず、太陽光パネルは普及していない
【データ(表やグラフ)】
・再生可能エネルギーに関する国民の意識→「期待する」62.9%
・太陽光パネルの使用有無→「使用している」6.9%
・既存研究で明らかにされていること→地上設置型太陽光パネルに関わる心配事項
【仮説】
・What➀→地域住民の太陽光パネル設置における嫌悪感の構成要素の核を明らかにする
【騒音、景観が悪い、眩しい、表土流出、眩しい、雑草の繁茂 など】
・仮説1-1『嫌悪感の構成要素の核は、現状維持バイアスである。』
・What➁→いかにして嫌悪感を軽減させるのかについて心理的側面から明らかにする
【嫌悪感の軽減→信頼、環境問題への意識の高さ、地域住民に対するメリット】
・仮説2-1『住民の事業者への信頼が太陽光パネル設置の嫌悪感を軽減する』
・信頼について→信頼関係に影響を及ぼす主な要因
【・情報の開示 ・一貫性 ・コミュニケーション(耳を傾ける)】
・仮説2-a『事業者が太陽光パネルに関する情報を開示すれば、地域住民の嫌悪感は軽減する』
・地域住民に開示すべき情報【・事業予定の周知 ・事業計画案の説明((地域住民にとって特に関心の高い事項))】
・信頼について→信頼関係に影響を及ぼす主な要因
【・情報の開示 ・一貫性 ・コミュニケーション(耳を傾ける)】
・仮説2-b『事業者が太陽光パネルについて一貫性のある説明をすれば太陽光パネルの嫌悪感は軽減する』
・信頼について→信頼関係に影響を及ぼす主な要因
【・情報の開示 ・一貫性 ・コミュニケーション(耳を傾ける)】
・仮説2-c 事業者が太陽光パネルに関する住民の声に耳を傾ければ地域住民抱く嫌悪感は軽減する。
・仮説2-2『地域住民に環境問題への意識の高さが太陽光パネル設置の嫌悪感を軽減する。』
・仮説2-3『太陽光パネルの設置に際して地域住民にメリットがあれば嫌悪感を軽減する。』
【仮説の確証方法】
・仮説の確証方法『新城市民200人を対象としたアンケート調査、8月配布9月回収』
・仮説の確証方法『新城市民100人を対象とした聞き取り調査、8月中』
・仮説の確証方法
1. アンケート調査結果をスプレッドシートにまとめる
2. 質的データと量的データを分け、記述統計を用いてデータの特徴を把握する
3. 相関分析や回帰分析を用いて、異なる要素間の関係性を調べる
4. クロス集計によって、類似した回答者や意見を持つグループを特定する
・予想される結論【地域住民が太陽光パネルを設置する事業者へ抱く信頼、地域住民の環境問題への意識の高さ、地域住民が得るメリットが太陽光パネルへの嫌悪感を削減する】
・参考文献
2.質問とその感想
為廣ゼミ 中村
Q.太陽光パネルに嫌悪感を抱いている人、抱いていない人の割合(P.10,11)
A.割合は出していない。P.11の心配=嫌悪感とする
藤原ゼミ 山本
Q.太陽光パネルには良い面と悪い面があるが、悪い面を伝えるほうがいいと
A.信頼獲得のためにデメリットを伝えるべきだと考えている。
新井ゼミ
Q.太陽光パネルにはたくさんのメーカーがあるため、選んでもらうために一貫性のある説明をしないかもしれない
A.新城市が土地を持っていて設置するので、メーカーを住民が選ぶわけではない
新井ゼミ 諸星
Q.太陽光パネルを設置する際に納得してもらえる効果的な説明の案はあるか
A.P.19の内容。最後まで住民の方の意見を聞く。
Q.説明を聞いてもらう場所、住民
A.説明をしたときにその場でフィードバックを行うのが理想的
為廣ゼミ 松本
Q.P11であげられている心配事は技術的なことなのでどうもできないのでは?
A.景観が損なわれるなどは技術ではどうにもならない
藤原ゼミ
Q.聞き取り調査とアンケート調査の人数が違うのはなぜか
A.100人のデータがあればかなり正確。聞き取り調査を100人にするのは大変なので、アンケートは200人にしている。
3.発表への感想
まず、パワーポイントの文章と表、図がシンプルに書かれていてパワーポイントだけでも理解がしやすかった。発表する際の声もはきはきとしていて聞き取りやすかった。一つ一つのデータをすぐに提示してくれたので、『本当にそうなのか』という疑問を持つことなく聞くことができた。質疑応答の際も質問に対して分かりやすい答え方をしていてよかった。仮説や予想される結論も一貫していて納得のできる内容だった。信頼など、心理的な問題は確証することが難しいと思った。個人的には完璧なプレゼンだったと思う。太田ゼミ_やりきる 議事録です。
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