2023中間報告会Ⅱ(新井ゼミ_S&M)議事録
- インカレ 名古屋
- 2023年10月20日
- 読了時間: 3分
発表:愛知淑徳大学―新井ゼミ―S&M
テーマ:「インタラクティブ広告の効果と活用方法」
u 発表内容
1. 広告に対するイメージ
・紙媒体よりもWEB媒体の方が利用されている
2. 研究のきっかけ・目的
・SNSを利用している中で広告を目にし、世の中の広告に対するイメージがマイナスだと考えたから。
・アンケート調査においても、インターネット広告に嫌悪感を抱いた経験がある人が67%も存在(n=121)。
3. 従来の広告/インタラクティブ広告
・従来のインターネット広告は企業からユーザーへ一方通行。
・しかし、インタラクティブ広告は企業とユーザーが双方向でやり取りし、ユーザーが能動的に行動を起こす広告。
4. インタラクティブ広告の事例
・旅行サイト→サイト上の質問にユーザーが答えることでおすすめのツアーが表示される⇨ニーズに合った提案で興味関心を醸成。
・HONDA「The Other Side」→広告画面を押すことでシーンが変化する⇨商品の二面性を広告で宣伝できるため、幅広い年齢層・場面において購買意欲を促進させる
・インタラクティブ広告自体は能動的コンテンツを用いることで従来の広告よりも消費者に不快感を与えることなく鮮明に情報を残すことができる。
5. 仮説
「既存のインタラクティブ広告同士を組み合わせ新たに広告を作成することでより高い効果を発揮することができる」
6. インタラクティブ広告と様々な業界
・インタラクティブ広告を活用できる業界
→アパレル、自動車、飲料、文房具、化粧品
7. アパレル広告の選択理由
① 学生が広告に触れる機会の多い分野である
② 流行に敏感で変化の多い分野であり、その都度広告が作りやすい
③ 環境問題の改善
8. アパレル広告の事例
・NIKE→自分で選択したコーディネートを見ることができる一方で、着用感が同じ体型の人しか参考にならない。
・子供服ブランド→その場で商品の詳細が分かる一方で、コーディネートが一通りになってしまう。
9. 広告の改善点
NIKEの「自ら選択してコーディネートを組んでいく面白さ」と子供服ブランドの「着用感が把握でき、その場で価格がわかる利便性」を掛け合わせる必要性がある。
10.今後の方針
①中間報告で出た疑問や質問を含めた修正を行う
②アンケートの母数、調査項目を増やす
u 質問とその回答
・名古屋学院大学 おさかな天国
Q広告の改善点でNIKEと子供服ブランドを組み合わせると言っていたが、どこかに公開するのか?
A新しく広告を制作したいと考えている。
・名城大学 リセットさん
Qインタラクティブ広告を見る人は広告の嫌悪感が薄れている状態だと思うが、ターゲットはどう考えているか?
Aインタラクティブ広告は、たまたま見て広告に嫌悪感を感じている人ではなく、ポジティブに考えている人をターゲットにしたい。
・愛知大学 ねるねるねるね
Q環境問題の改善は具体的にどのようなものか?
Aアパレル業界では、大量生産と大量破棄が問題になっている。
・愛知学院大学 ヒッキー小森
Qインタラクティブ広告とは?
Aユーザーが広告に参加して広告とお互いに情報を共有できる広告。
Qデメリットは?
A広告の製作費が非常に高い
・愛知大学 ねるねるねるね
Q購買意欲と購買は異なるが、購買の面から見るとどう考えている?
A購買につながっているケースがあるため、問題はない。
u 発表への感想
私もインターネット広告に対して不快感を抱いた経験があるため、インタラクティブ広告かつ自分にとって興味・関心のある広告であれば、受け入れられるものになるのではないかと感じました。発表に関しても、QRコードを聴講者が読み取れるように工夫し、リアルタイムでインタラクティブ広告を見る経験を組み込んでいるのは画期的で面白かったです。
新しいインタラクティブ広告を制作するということで、どのようなものになるのか今後に期待しています。
作成:愛知大学―為廣ゼミ―Mの三原色
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