2023年中間報告会Ⅱ議事録(濱ゼミ あかまむしさん)
- 健登 西尾
- 2023年10月27日
- 読了時間: 4分
議事録 名古屋学院大学 濵ゼミナール あかまむしさん
記入者 愛知大学 太田幸治ゼミナール 亀井葉月
【発表の概要】
・金山商店街の活性化を先輩の過去の取り組みを引き継いで研究をおこなっている。
・先輩方の活動では、学生ならではの商品開発やSNS活動での認知度向上を主におこなってきたが、実際に金山商店に訪れる人は、若者は少ないという結果となっていっため、「金山商店に訪れる若者を増やす」という目的で研究を進めている。
・金山商店街の活性化の定義は、SNS活動、イベントによる認知向上であり、いいね数、再生回数が目標以上を達成したら仮説が立証されたとする。
・本年度の取り組みとしては、SNSでのプロモーション、「KING焼きそば」さんとの商品企画・販売、商品の購入者へのアンケート調査をおこなっており、今後はイベントへの積極的参加、フォロワー増加の計画、若者に向けたプロモーションをおこなっていく。
【質疑応答】
質問1-a:金山商店街の活性化の定義が「SNS活動・イベントによる認知度向上」で、仮説が確証されたと言う基準が「いいね数、再生回数の目標以上の達成」だと、本来の目的である「金山商店街に若者が多く訪れる」という目的は達成されていないのではないか(太田ゼミナール 亀井)
応答:そもそも、数値として指標を出す事が前提である。本来は、訪れた人数を数える事が最適だが、現実的ではないため、SNSの数字でバズったという事実が、認知度が向上したという定義づけが出来るのではないかと考えている。(濵ゼミナール 野澤さん)
質問1-b:認知度が向上するだけでいいのか(太田ゼミナール 亀井)
応答:それだけでは意味が無いので、イベントなどで金山に来てもらえる理由作りをしていこうと思っている。
「バズっている場所」と言う所に行きたいと思わせる事を目標にしている。スライドの改善も考えていく。
(濵ゼミナール 野澤さん)
質問2-a:衰退というのは、何と比べて、どのラインで言っているのか(傅ゼミナール 橋口さん)
応答:金山の南口側は、栄や名古屋駅等の繁華街に比べて衰退していて、金山事態が魅力に欠けている可能性もある。人口減少問題もあって、商店街の方々と連携して、活性化しようと思っている。衰退というのは、他の繁華街に比べて金山に活気がないと捉えていただければ。(濵ゼミナール 野澤さん)
質問2-b:元は賑わっていたという事ですよね(傅ゼミナール 橋口さん)
応答:以前はもう少し活気があったと言う風に聞いている。ただめちゃくちゃ賑わっていたかというと、、。
近年閉店などで、賑わいが落ちてきているという風に商店街の方から聞いている。(濵ゼミナール 野澤さん)
質問2-c:なんで人がいなくなったかはわかりますか(傅ゼミナール橋口さん)
応答:はっきりとした理論は出ていない。今後分析していきます。(濵ゼミナール 野澤さん)
質問3:先輩達がどの段階まで進めてきたかが分からない。先輩の活動の状態で、不備があると思ったから研究を進めているなら、疑問点と改善すべき事を発表の際にリストアップするべき(傅ゼミナール 安藤さん)
応答:金山商店街の活性化の活動は、長い事濵ゼミナールでおこなわれていて、問題は、若い人が来ないと言う事。活気づけるには若者が来ることが重要で、プロモーションなどを今年度も続けている。(濵ゼミナール 野澤さん)
【発表への感想】
・栄や大須に比べて訪れる人が少なく、その中でも若者をターゲットとしている所が、絞れていて良いと感じました。加えて、若者の中でも、どのようなニーズを持った若者に来て欲しいかという、ペルソナを考えてみると、プロモーションや商品計画がもっと考えやすくなるのではないかと感じました。
・PDCAサイクルの中でアンケートや4P戦略を考えながらの商品企画、プロモーション等に取り組まれていて、実際のデータに基づきながら研究を進められているところが説得力もある研究発表だと感じました。
・スライドもわかりやすく、発表もハキハキと話されていて、今何をしているのか、今後の計画、物事の定義づけなどもわかりやすく、12月の最終報告がとても楽しみになりました。
発表お疲れ様でした。これからも共に頑張っていきましょう!
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