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2023中間報告会Ⅱ議事録(傅ゼミ くりくりぼうずちゃん)

有機野菜を普及させるには

~小規模産業の流通ルート拡大~

1 発表内容

・有機野菜の定義をし、生産、流通、消費の三者の関係をアンケートやヒアリングをして調べた。(生産者は返答待ち)そこから、ニーズに対して流通が追いついてないため利益が出ない。流通面に問題があり生産面での改善はできない。大量生産にも対応できる流通網を確立することで生産も安定するという仮説を立てた。

・有機農業の取得面積(日本の現状)世界と比べ日本は、かなり小さい。しかし、日本は拡大していっている。

・有機農業に取り組む生産者は、全国で12000戸、総農家に対して、0.5%とかなり低い。有機農業の縮小において生産と流通の両方で課題あり。

・有機野菜市場は日本ではかくだいしているが、世界と比べて消費額はかなり低い。国

内の有機JAS認定を取得している農作物のうち野菜の割合が大きい。

・海外で有機野菜が普及する理由。なぜ、日本で有機野菜が普及しないか気候、利益、規制と経済政策、消費者の厳しい要求、SDGsに対する意識の5つの理由がある。また、有機野菜はおいしく、健康的でがんのリスク低減する可能性あり。

・一般野菜は、卸売市場を通さないルートも増えてきている。卸売市場ルーとは約76%。一派に野菜のメリット、商品の安定、害虫駆除が楽、化学肥料が使え成長させやすい。デメリットは、環境汚染のリスク、抵性病害虫を発生させてしまうこと。

・日本で有機野菜をもっと広めるべきなのではないのか。

・有機野菜の流通・消費者の動向。約7割の人が「有機野菜を認知して有機食材の中で野菜の購入経験が最も多い。有機野菜を利用したことがある人は少ないが利用してみた人は、半数いる。

・大型スーパーでは有機野菜をどのくらい販売しているのか企業へヒアリング。①販売してはいるが一般野菜より少ない。②仕入値を生産量によって変えることはない。③有機野菜の売上はごく少量で一定のニーズにこたえるために仕入れている。

・問題提起で一般と同じ販売経路ではないのか。京野菜は確立されているのに有機野菜はなぜ?

・今後①新たなマーケットニーズへ対応②新付加価値の付与、多様な流通経路の拡大。生産面は、AIなどの導入で強化

2 質疑応答

名古屋学院 質問 値段が高く一定量を大量には無理だと思う。

      回答 流通がしっかりしていれば農家の人も使うと思う、市場にいっぱい流れる。

愛知大学  質問 p4~5母集団が違う。20代がアンケートだと大学生に偏って高い有

為廣ゼミ     機野菜を買わないんじゃないか?

      回答 アンケートで20代が使いたいなら上の年代の人も増えると思う。

         今後のヒアリングで考える。

愛知大学  質問 p8の仮説が普及目的に対していないと思う。

為廣ゼミ  回答 普通の対応とは逆に流通からやっている。生産には口出しするのは難しいから流通からやっている。

3 感想

有機野菜を普及させるをテーマにおいて流通からやるのは面白いと思った。しかし、農家の

人は、流通に関わる人ではないので、あまり関係ないと思うしスーパーの人も流通で安く

仕入できるかよりどれだけ需要があるかを見ると思うから普及の根本的な解決には繋がら

ないと思った。

発表をするにあたってヒアリングやアンケートをちゃんとやっていて時間をかけていると思いすごいと思った。

愛知学院大学 青木ゼミ すうぃーてぃーず 平澤直之

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