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2023中間報告会Ⅱ議事録(為廣ゼミ なんとかなる入門)

名古屋マーケティングインカレ

愛知大学 為廣ゼミナール なんとかなる入門

若者における象徴的消費の価値実現過程~ちいかわの事例分析~

愛知学院大学 久世涼太

<発表内容>

・ちいかわとは「なんか小さくてかわいいやつ」

・本研究では象徴的消費について着目

・象徴的消費→製品の客観的属性(機能や性能)以外に由来する意味、価値の消費

・キャラクターには客観的属性がないのに社会的価値が共有される理由は何か、主観的なのに何で流行するのか???

・話せるハチワレ→労働、貨幣経済 すなわち我々と同じ世界観

・ハチワレの登場→それまでの「ちいかわ」コンセプト変化

・主観的な製品の意味・価値はどのように形成され、社会でどのように共有

されていくかを考察

・主観的な製品の意味、価値はどのように形成され、社会でどのように共有されていくかを

コトラーの3つの製品レベル

A 冷やすという機能

B ブランドや形

C それ以外の付随機能

・解釈レベル理論からBIF尺度で測定

・ちいかわじゃなくても「こんな風に暮らしたい」というニーズは満たせる

つまりそれに加えて副次的属性があるのでは?

・本研究では量的ではなく質的アプローチをおこなう

 ちいかわの使用価値の抽出、社会的にイメージが共有されることの証明、使用価値が近い作品、ちいかわが好きな人の解釈特性を知る

・そこからその結果をSCAT分析にあてはめ、分析する

・アンケート調査では質的データの収集、量的データの統計処理

・最終的な形としては象徴的意味の形成・共有の過程をモデル化し、個人要因と製品要因の相互の関係から考察


<質疑応答>

愛知淑徳大学 村瀬

Q.22枚目の最初の考察からモデルを最終的に作り、何をしたい?

A.今までなかった象徴的消費のモデルを形にすれば今後さまざまな分野で活きる

名城大学 馬場

Q.製品コンセプトのCはちいかわにはないの?

A.製品によって異なるが、今後増えていくかも?

愛知学院大学 久世

Q.ルックスの良さは本研究に入れ込めない?

A.SCATにほかのキャラクターをはめ込めば可能だが、期間的に厳しい

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